臨床工学技士

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臨床工学技士

臨床工学技士とは?

臨床工学技士とは、様々な医療機器で医師の治療・施術業務をサポートする人です。臨床工学技士は、現在の医療に不可欠な医療機器のスペシャリストです。今後、ますます高まる医療機器の安全確保と性能維持を担う重要な仕事です。 具体的には、心臓ペースメーカー、人工心肺、人工透析機、手術用顕微鏡システム、レーザー手術システム、画像診断システムなど様々な機器の使用に際して、患者への取り付け・取り外し、オペレーション、メンテナンスなどを行います。特に近年は、テクノロジーの発展による医療機器の高度化・IT化が進んでおり、このような専門職の役割が非常に重要となりました。キャリアアップを目指すにはとても良いでしょう。

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臨床工学技師になるには

臨床工学技士になるには、国が指定するスクールを卒業し、国家試験に合格した後、医療機関で実務経験を積みます。

臨床工学技士の資格(免許)

臨床工学技士は、1987年に制定されました比較的新しい資格(免許)です。臨床工学技士になるには定められたスクールを卒業し、国家試験を受ける必要があります。臨床工学技士を養成するスクール(大学・短期大学・専門学校)で、厚生労働大臣の指定する科目を修得し、その後国家試験を受験して、合格すると臨床工学技士の資格(免許)を取得することができます。

臨床工学技師の国家試験

  • 試験は毎年3月にあり、マークシート形式の選択問題が180問出ます。
  • 試験時間は午前・午後各90問をそれぞれ2時間30分で回答します。
  • 合格ラインは正解が6割以上といわれ、例年80%台の合格率です。
  • 試験問題は、臨床工学技士の養成校で習った範囲から出ます。

臨床工学技士(CE、ME)の定義

「臨床工学技士」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、臨床工学技士の名称を用いて、医師の指示の下に、生命維持管理装置の操作(生命維持管理装置の先端部の身体への接続又は身体からの除去であって政令で定めるものを含む。)及び保守点検を行うことを業とする者です。「生命維持管理装置」とは、人の呼吸、循環又は代謝の機能の一部を代替し、又は補助することが目的とされている装置をいいます。

臨床工学技士(CE、ME)の業務

臨床工学技士は、医師の具体的な指示を受け、診療の補助として、厚生労働省令で定める生命維持管理装置の操作を行います。その業務を行うに当たっては、 医師その他の医療関係者との緊密な連携を図り、適正な医療の確保に努めなければなりません。また、医師の具体的な指示を受けなければ、厚生労働省令で定める生命維持管理装置の操作を行ってはなりません。

臨床工学技士の就職先

臨床工学技士の就職先には、病院、クリニックなど医療機関や、医療機器メーカーなどがあります。医療機関では、人工透析関連の仕事が多いようですが、大病院なら様々な仕事があります。医療機器メーカーへの就職・転職においては、臨床工学技士の資格を持っていると有利になることもあるようです。

臨床工学技士の仕事

臨床工学技士は、医師や看護師、医療技術者とともに病院やクリニックの仕事をしています。仕事の内容は、生命維持装置など医療機器の操作です。また、医療機器がいつでも正常に安心して使えるように保守・点検も行います。医療機器の操作には、人工透析を行う装置の操作をはじめ、人工心肺や人工呼吸器などの操作がありますが、それらの中でも人工透析装置の操作の仕事が最も多く、人工透析=臨床工学技士の仕事といわれているほどです。

人工透析室での仕事

人工透析装置の操作や点検をする仕事です。血液透析療法、血液濾過療法、血漿交換療法、血液吸着法などの血液浄化療法は、全国で3000を超える施設で行われています。

手術室での仕事

手術に使う多様な医療機器の操作や事前点検をする仕事です。手術には様々な医療機器が使われます。特に心臓手術では、心臓や肺に代わる人工心肺など多いときには10台以上もの機器が同時に使われます。

集中治療室での仕事

命に関わる患者さんを収容して集中的に治療する集中治療室で、ペースメーカや除細動器などの生命維持管理装置の操作や点検をする仕事です。他にも酸素療法で使う医療機器の操作など、臨床工学技士は様々な医療機器の操作を担当しています。

医療機器の管理

医療機器が安全に使え、性能が維持できるように保守・点検を行います。また集中管理をすることにより効率的で適切な運用ができるようにしています。

臨床工学技士のキャリアアップ

臨床工学技士は奥が深く、専門性が高い領域だと言うことはよくいわれます。実際に働かれたことがある臨床工学技士の方は、一様にそう言われます。キャリアアップして経験、高い知識を持った臨床工学技士の方は、どの職場でも強く求められています。

専門認定士

高度な専門性を持った臨床工学技士に対し、関連学会が次のような資格認定制度を設けています。

  • 透析技術認定士(血液浄化業務)
  • 日本腎臓学会、日本泌尿器科学会、日本人工臓器学会、日本移植学会、日本透析医学会 体外循環技術認定士(人工心肺業務)
  • 日本人工臓器学会、日本胸部外科学会、日本心臓血管外科学会、日本体外循環技術医学会 3学会合同呼吸療法認定士(呼吸療法業務)
  • 日本胸部外科学会、日本呼吸器学会、日本麻酔科学会 臨床高気圧治療技師(高気圧治療業務)
  • 日本高気圧環境医学会 臨床ME専門認定士(保守点検業務・安全管理業務)
  • 日本生体医工学会、日本医療機器学会

臨床工学技士の新卒の年収

臨床工学技士の新卒の年収は手取りで約250万円前後でしょう。もちろん就職先の病院や会社によって異なります。ボーナスも福利厚生もある場合が多いです。臨床工学技士国家試験の資格(免許)をとるのは一般的に難しいと言われていますし、研修も大変と言われていますので新卒者は大変かもしれません。年収が大幅にアップするのはやはり技術的なキャリアアップが必須でしょう。今後の臨床工学技士は医学的、工学的にもますます専門技術が求められますので、キャリアアップした技術のある者が給料アップが見込めるという事でしょう。

臨床工学技士の年収や月収

臨床工学技士の年収水準は放射線技師や臨床検査技師よりも低いようです。特に病院によっては夜勤、当直がない所もありますので、そういった場合は新卒の月収は14万円という安い現場もあるようです。ボーナスも無い場合もあります。いずれにせよ簡単に高給取りになれる職種ではありませんので、臨床工学技士の年収をよく調べつつ、仕事内容も詳細を調べて納得のいくようでしたら、資格取得、就職を考えましょう。

臨床工学技士と転職

臨床工学技士は、病院やクリニックなどで医療機器の操作と管理を行っています。現代医療は様々な分野で高度な医療機器を数多く使用しますから、臨床工学技士は 大変重要な役割を担っています。高齢化や医療の高度化などもあり、臨床工学技士の求人状況は高い水準を維持しています。キャリアアップを望むなら、よりよい条件の転職先を見つけてみるのも良いでしょう。

臨床工学技士の求人

現代医療では、様々な分野で高度な医療機器を使用しています。全国の医療施設では、膨大な数と種類の医療機器が使われているので、その操作と管理を担当する臨床工学技士が常に求められています。高齢化や医療の高度化などもあり、臨床工学技士の求人状況は今後も高いレベルで維持されることでしょう。

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